さらに、需給バランスを調整する新たなリソースとして、VPP(バーチャルパワープラント)の構築に向けた実証も進んでいます(「これからは発電所もバーチャルになる!?」 参照)。蓄電池、コージェネレーションシステム(コジェネ)、ディマンドリスポンス(節電した電力)といった、電力系統上に分散して存在するエネルギーリソースを、IoT技術を使って遠隔で制御することで、発電所と同じような電力量を提供する機能を果たすというもので、低コストで新しい調整力となることが期待されています。また、世界的に普及拡大の機運が高まっている電動車と電力系統をつなぎ、電動車に蓄えられた電気を遠隔制御で系統に放電(逆潮流)することや、逆に系統から充電にすることなどによって、需給バランスの調整に活用する「V2G(Vehicle to Grid)」技術の開発も始まっています。