セッション③「Increasing role of LNG as “transition energy”」の様子
会議の成果としては次の4つがあげられます。
① アジア各国の脱炭素化を支援する、日・米・豪・韓の民間企業の新たなイニシアティブ「Asia Natural Gas and Energy Association(ANGEA)」設立を発表
② 国際排出権取引協会(IETA)と、日本企業を含めたLNG産業界による、CCS(「知っておきたいエネルギーの基礎用語 ~CO2を集めて埋めて役立てる『CCUS』」参照)やカーボンクレジットのあり方の国際的な議論・検討をスタートすることを発表
③ 独立行政法人石油天然ガス・金属鉱物資源機構(JOGMEC)が、LNGバリューチェーン上の温室効果ガス(GHG)排出量を算定するため、簡易で精度の高い方法論の策定に取り組む。また近い将来に実際のLNGプラントでの実データによる検証も目指す(2020年に発表した日本政府の方針“Make Clean LNG Cleaner”の具体化)