2018年10月23日、「水素閣僚会議(Hydrogen Energy Ministerial Meeting、HEM)」が開催されました。これは、各国の閣僚レベルが「水素社会の実現」をメインテーマとして議論を交わす、世界で初めての会議です。今回は、そんな水素閣僚会議でどのようなことが議論されたのか見てみましょう。
また、午後は民間企業によるプレゼンテーションやパネルディスカッションが開催されました。基調講演では、国際エネルギー機関(IEA)や、水素・燃料電池にかかわる技術開発や政策情報交換などを促進するための枠組み「国際水素・燃料電池パートナーシップ(International Partnership for Hydrogen and Fuel Cells in the Economy、IPHE)」、グローバル企業によるイニシアチブ「水素協議会(Hydrogen Council)」などの国際機関・団体が、世界の最新動向などについて講演をおこないました。また、水素利活用に取り組む自動車メーカーやエネルギー企業など、世界の先進企業による、水素の利用拡大までのステップや、水素利活用の展望などについての講演がおこなわれました。