世界の航空会社で構成される業界団体International Air Transport Association(IATA)は、2050年に航空輸送分野でネットゼロを達成するためには、約4.5億キロリットルのSAFが必要と推計しています。
世界のSAF需給見通し
(出典)IATA Net zero 2050: sustainable aviation fuelsを基に資源エネルギー庁作成
官民両セクターの協力を通じて世界情勢の改善に取り組む国際機関「世界経済フォーラム」では、SAFの導入促進を目指すイニシアティブ「Clean Skies for Tomorrow Coalition(クリーン・スカイズ・フォー・トゥモロー・コアリション)」を設立。同イニシアティブは、世界の航空業界で使用する燃料におけるSAFの割合を、2030年までに10%に増加させることを宣言しています。