事例集
《 令和7年度
再エネ種別:太陽 》


食とエネルギーの自給圏に着目した事業として、農業と自然エネルギーを組み合わせた「営農型太陽光発電」を実践。さらに、そこで生産された自然栽培米と自然エネルギーを活用し、1789年創業の地元の造り酒屋「井上酒造」と協力して日本酒「推譲」を製造。「推譲」とは小田原が生んだ偉人二宮尊徳翁の言葉で「利が出たら将来に向けて蓄え、その余剰を広く社会の為に還元すべきである」との意であり、持続可能な社会の創造に重要な思いとしてこの名前を頂いた。100%自然エネルギー&自然栽培米の日本酒は世界に二つとない商品である。また『食エネ自給のまちづくり』の出版や、環境啓発マルシェの開催、年間120回以上の視察・講演の実施。さらには地域で農学校を開講し、地域課題を解決するローカルSDGs人材の育成や、積極的な情報発信・啓発企画を実践。これらの活動を、従来の行政区画を超えた広域園での自給圏「酒匂川流域循環共生圏」で推進することにより、地域経済循環や地域課題の解決をめざして取組を推進している。
①地域社会の産業基盤構築:県唯一の水稲営農型太陽光発電の電気と自然栽培米を使い、日本酒「推譲」を製造。その他、環境啓発マルシェ「かなごて流域祭」の開催や、次世代人材育成のための農学校の開校、非常勤で20代の若者を雇用する等、エネルギーの地産地消・地域経済循環に貢献。
②災害時の地域レジリエンスへの貢献:災害時には、電気系統を自立運転に切り替え、開成町で電気を無償提供できる体制構築や、非常用電源の設置、蓄電設備としても活用できる電気自動車の導入等を実施。
③長期的事業実行計画:県内最大の営農型発電の保有者として各地への普及活動も実践。小田原市では、総合計画でエネルギーと農業の両分野に営農型太陽光発電が明記され、小田原モデルを構築。また松田町では、再生可能エネルギー条例制定を後押し。
これまで神奈川県や業界団体、環境省等から表彰等をいただいてまいりましたが、エネルギー政策を所管する経産省資源エネルギー庁からの表彰は今回が初めてであり、喜びもひとしおです。私どもが掲げる「流域食エネ自給圏」の活動がより日の目を見て、深化したことを嬉しく思います。今後も、こうした取組をステップ・バイ・ステップで着実に推進し、新しい現実を創り出す実践を続けてまいりたいと思っております。この度は誠にありがとうございました。
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