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ストーブ
対象範囲
ガス又は灯油を燃料とするストーブ。
ただし、以下のものを除く。
①開放式のもの
②都市ガス13Aのガスグループに属するもの及び液化石油ガス以外のガスを燃料とするもの
③半密閉式ガスストーブ
④最大燃料消費量が4.0L/h超の半密閉式石油ストーブ
⑤最大燃料消費量が2.75L/h超の密閉式石油ストーブ
エネルギー消費効率
JIS S 2122又はJIS S 3031に規定する方法により測定した熱効率(%)とする。
区分・目標基準値
目標年度以降の各年度において、エネルギー消費効率を区分ごとに出荷台数により加重平均した値が、各区分の目標基準値※1を下回らないようにすること。
※1:石油ストーブの区分名がEのものにあっては、算定式により算定した基準エネルギー消費効率を出荷台数により加重平均した値。 |
●ガスストーブ
区分 | 〈目標基準値〉 基準エネルギー消費効率 |
---|---|
密閉式 | 82.0 |
●石油ストーブ
区分 | 〈目標基準値〉 基準エネルギー消費効率又はその算定式 | ||
---|---|---|---|
給排気方式 | 伝熱方式 | 区分名 | |
密閉式 | 自然対流式 | A | 83.5 |
強制対流式 | B | 86.0 | |
半密閉式 | 放射式 | C | 69.0 |
放射式以外のものであって最大の燃料消費量が1.5リットル毎時以下のもの | D | 67.0 | |
放射式以外のものであって最大の燃料消費量が1.5リットル毎時を超えるもの | E | E=-3.0L+71.5 |
備考 |
E 及びL は、次の数値を表すものとする。 E:基準エネルギー消費効率(単位 パーセント) L:最大燃料消費量(単位 リットル毎時) |
目標年度
2006年度以降の各年度
省エネ効果
●2006年度に目標年度を迎えたガスストーブについては、目標年度(2006年度)において2000年度比約1.8%の効率改善。
●2006年度に目標年度を迎えた石油ストーブについては、目標年度(2006年度)において2000年度比約5.3%の効率改善。
表示事項
●品名及び形名
●区分名(石油ストーブに限る。)
●最大燃料消費量(石油ストーブであって半密閉式のもののうち放射式以外のものであって最大の燃料消費量が1.5リットル毎時を超えるものに限る。)
●エネルギー消費効率
●製造事業者等の氏名又は名称
表示場所
性能表示のあるカタログ及び機器本体の見やすい箇所。
勧告及び命令の対象となる要件
製造又は輸入の事業を行う者に係る、年間の生産量又は輸入量(国内向け出荷に係るものに限る。)が300台以上。