無理のない省エネ節約
無理のない省エネ節約
家庭の中でできる、効果的な省エネの方法を具体的に紹介いたします。
風呂給湯器
省エネレッスン
水を沸かすよりも、お湯をためる方が省エネ。
浴槽に水をためて沸かすよりも、お湯をためる方が省エネにつながります。
必ずフタをしましょう。
フタをしないと、浴槽にためたお湯から、どんどん熱が逃げます。
使用しない時は、リモコンのスイッチを切りましょう。
省エネ行動と省エネ効果
入浴は間隔をあけずに。
2時間の放置により4.5℃低下した湯(200L)を追い焚きする場合(1回/日)
年間でガス38.20m3の省エネ、原油換算44.31L、CO2削減量85.7kg
約6,190円の節約
シャワーは不必要に流したままにしない。
45℃の湯を流す時間を1分間短縮した場合
年間でガス12.78m3の省エネ
約2,070円の節約
年間で水道4.38m3の節水
約1,140円の節約
原油換算14.82L、CO2削減量28.7kg
合計 約3,210円の節約
意外に多いシャワーのお湯
シャワーを1分間使うと12Lのお湯が流れます。家族4人が4分ずつシャワーを使うと、浴槽1杯分とほぼ同じになります。
お風呂上がりのドライヤー
最近多い1000W級の大風量のドライヤー。短時間ですが、多くのエネルギーを使います。タオルでよく拭いてから使いましょう。
温水洗浄便座
省エネレッスン
温水洗浄便座は、「貯湯式」と「瞬間式」があります。特徴を知って商品選びを。
●貯湯式
タンクの中の水をヒーターで温める方式で、一度にたっぷりのお湯で洗浄することができますが、お湯を保温するための電力を使います。
●瞬間式
タンクがなく、使用の度に水を瞬間湯沸器で温めます。温水を保温する電力は不要のため、"貯湯式"よりも消費電力量は少なくなりますが、お湯の量が限られることと、瞬間的に大きな電力を必要とします。
寒い季節だけ使いましょう。
一年を通してつけっぱなしにしていませんか?必要な時期だけ使いましょう。
省エネ/節電機能を活用しましょう。
1日にトイレを利用する時間はごくわずかですが、温水洗浄便座は、いつでも使えるように便座や洗浄水を温め続けています。
タイマー機能がついた製品は、活用しましょう。
製品によっては、「おまかせ節電モード」など、使用頻度や時間を記憶して、使わない時間帯に暖房便座などの温度を自動で下げたりする機能があるものがあります。
省エネ行動と省エネ効果
使わないときはフタを閉める。
フタを閉めた場合と、開けっぱなしの場合の比較(貯湯式)
年間で電気34.90kWhの省エネ、原油換算8.79L、CO2削減量17.0kg
約1080円の節約
暖房便座の温度は低めに。
便座の設定温度を一段階下げた(中→弱)場合(貯湯式)(冷房期間はオフ)
年間で電気26.40kWhの省エネ、原油換算6.65L、CO2削減量12.9kg
約820円の節約
洗浄水の温度は低めに。
洗浄水の温度設定を一段階下げた(中→弱)場合(貯湯式)
※暖房期間:周囲温度11℃ 中間期:周囲温度18℃ 冷房期間:周囲温度26℃
年間で電気13.80kWhの省エネ、原油換算3.48L、CO2削減量6.7kg
約430円の節約