日本の水力エネルギー量
日本の水力エネルギー量
発電水力調査
資源の乏しい我が国ですが、山々に囲まれた地形と水に恵まれた自然環境は、水力発電に適しています。
この恵まれた水資源を有効に使うため、古くから水力発電に適した場所の全国的な調査(発電水力調査)が行われてきました。この調査は、国を中心に明治43年の第1回以降、その時々の社会的ニーズに合わせ計5回行なわれ、将来開発可能な有望地点の把握に努めてきました。
包蔵水力
包蔵水力とは、発電水力調査により明らかとなった我が国が有する水資源のうち、技術的・経済的に利用可能な水力エネルギー量のことをいいます。
包蔵水力は、「既開発(これまでに開発された水力エネルギー)」「工事中」「未開発(今後の開発が有望な水力エネルギー)」の3つに区分されます。
区分 | 地点数 | 最大出力(kW) | 年間可能発電 電力量(MWh) |
---|---|---|---|
既開発 | 1,990 | 27,170,955 | 90,792,148 |
工事中 | 139 |
1,217,758 0 |
6,076,681 0 |
未開発 | 2,652 △266 |
19,104,228 -972,535 |
45,725,469 -6,800,923 |
合計 | 4,781 △266 |
46,520,406 | 135,793,376 |
△は新規発電所の建設に伴い廃止となる発電所
( )内は工事中のうち既開発地点の増設、改造中地点数
2023年3月31日現在
発電水力調査・包蔵水力へ
全国の包蔵水力へ
都道府県別包蔵水力へ
水系別包蔵水力(上位15水系)へ
発電方式別包蔵水力へ
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最終更新日:2023年12月13日