第2節　エネルギーをさらに効率的に利用するためのコージェネレーションの推進

コージェネレーションは、発電時の排熱の有効活用により高いエネルギー総合効率を実現でき、一次エネルギーの削減に資するものです。また、再エネ導入拡大に伴い重要性が高まる調整力の確保に貢献できます。災害等の非常時には自立したエネルギーの確保によるレジリエンス強化や、各地域内の電気と熱の地産地消、効率的な地域のエネルギーの面的利用による地域活性化にもつながります。

カーボンニュートラルの実現に向けて、燃料の脱炭素化も視野に入れつつ、引き続き導入支援等を通じた高効率コージェネレーションの更なる活用推進・普及拡大を目指します。