省エネ再エネ高度化投資促進税制(うち省エネ促進税制)について
対象設備
事務所等関連高度省エネルギー増進設備等
設備区分 | 設備・システム名 | 具体的内容 |
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ボイラー | 潜熱回収型ボイラー | 排ガス中の潜熱を回収することにより熱効率を高めたもの。 |
高効率ボイラー | ボイラーの燃焼排熱を空気又は給水予熱に利用し、かつ定格時空気比が1.2以下であって、効率が90%以上(低位発熱量基準)のもの。ただし、貫流ボイラーについては効率が95%以上(低位発熱量基準)のもの。 | |
高効率温水ボイラー又は高効率温水発生機 | 次のいずれかの効率を満たすもの。 ア.温水ボイラーについては排ガス温度を250℃以下とする熱交換器を有し、定格時空気比1.2以下であって、効率が88%以上(低位発熱量基準)のもの。 イ.温水発生機については効率が95%以上(低位発熱量基準)のもの。 |
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コージェネレーション設備 | エンジン式コージェネレーション設備 | ガスエンジン、ディーゼルエンジンを原動機とし、軸動力を発電機・圧縮機等の駆動力として利用するとともに、エンジン冷却水と排ガスから排熱を回収して熱源として利用するものであって、総合効率が82%以上(低位発熱量基準)又は発電効率が41%以上(低位発熱量基準)のもの。特に動力又は電力需要とともに主として温水需要が大きい場合に有効。 |
ガスタービン式コージェネレーション設備 | ガスタービンを原動機とし、軸動力を発電機・圧縮機等の駆動力として利用するとともに、排ガスから排熱を回収して熱源として利用するものであって、総合効率が82%以上(低位発熱量基準)又は発電効率が41%以上(低位発熱量基準)のもの。特に動力又は電力需要とともに主として蒸気需要が大きい場合に有効。また、需要バランスが不規則な場合には、熱と電気の出力バランスを調整できるものが有効。 | |
燃料電池コージェネレーションシステム | 原動機の代わりに燃料電池を使用して電力及び温水又は蒸気を発生させ利用するものであって、総合効率が82%以上(低位発熱量基準)又は発電効率が41%以上(低位発熱量基準)のもの。電力需要とともに温水又は蒸気需要が大きい場合に有効。 | |
変圧器 | 高効率変圧器 | 低損失磁性体材料を使用した変圧器及び低損失構造の変圧器。特定エネルギー消費機器に該当する場合には、トップランナー基準を満たすもの。 |
モータ | 高効率誘導モータ | ハイグレードの鉄心の採用と巻線の改善や冷却扇の改善により汎用型に比べ損失を改善した誘導モータ。特定エネルギー消費機器に該当する場合には、トップランナー基準を満たすもの。 |
永久磁石同期モータ | 回転子に永久磁石(PM)を使用した同期モータであり、2次巻線に電力を投入しなくても良いため高効率である。 | |
極数変換モータ | 固定子巻線の極数を切り替えることにより回転数を段階状に切り替えることができる誘導モータ。速度変換の要求が固定の場合に有効。 | |
EMS | BEMS | 空気調和設備、電気使用設備、ボイラー設備、給湯設備等を統合的に管理し、総合した消費エネルギーが最小になるように自動制御する機能を有するもの。 |