私たちの世代は「安心感」が決め手に

  • 相対・自由契約
  • Nさん 70代女性
    無職 愛知県在住 1人暮らし

売電先を従来の電力会社にすることを決めた理由や、きっかけとなることがあれば教えてください。

仕事もリタイアしましたので新たに費用がかかる蓄電池を導入するのはもったいないかなと感じていました。
2000年に太陽光発電を導入してから、ずっと今の電力会社にお世話になっていて、そのつながりを大切にしたいという思いがありました。やっぱり私たちの世代には安心感があるというのも大切で、売電先を変えなかった一番の決め手だと感じています。

どういったところから情報を収集しましたか?

1年半ほど前に、太陽光パネルのメーカーさんから「売電価格が下がりますよ」という話があり、その時に蓄電池の話も伺いました。それから自分でもインターネットで調べていました。
電力会社からDMやパンフレットが届き、その内容について電話で問い合わせをし、「少し買取価格の高いプランがありますよ」という提案もいただきつつ、分からないことを色々と教えてもらいました。

実際に売電先を継続してどうでしたか?メリットやデメリットはありましたか?

電力会社はそのままでプランだけを変えたので、手続きは煩雑ではなく、電話一本で非常にスムーズにいったのでよかったです。
最初に電話で問い合わせた時も、窓口の方にいろいろと細かく丁寧に対応をしていただいて安心感もありましたので、売電先を変更せずに継続してよかったと思っています。

この先、売電先や太陽光発電に期待していることはありますか?

学生の頃に読んだ書籍をきっかけに環境問題にはずっと関心があり、環境に配慮した生活を心がけています。なるべくきれいな地球を子どもたちに残せたらいいなと。環境に良い技術や設備を作り出すといったことは私にはできないので、今後も太陽光発電のようなものがでてくれば、ユーザーとして積極的に取り入れていきたいと思っています。

そもそも太陽光発電を導入したきっかけや、これまでの付き合い方はどういったものでしたか?

導入したのはもう20年も前で、たまたま通りがかりに太陽光パネルののぼりが見えて、ふらっと入店したら太陽光パネルの見本が置いてありました。当時、本物を見るのは初めてでした。そこでお話を聞いたことが導入のきっかけになりました。

もともと新しいもの好きで、今は電気自動車に乗っているのですが、そういう性格もあって比較的早くから導入していたと思います。

今回、固定価格買取制度による電力の買取期間が満了すると聞いてどう感じましたか?

ちょっと残念には思いましたが、ここまで普及したので、買取期間が満了するのは仕方がないかなとは思います。太陽光発電で大きな黒字、というわけではありませんでしたが、少しは地球環境に役立つことができたかな、と思いますので、今後も続けていきたいと思います。

大規模な発電施設だけでなく、ご家庭から生まれるクリーンなエネルギーの使用も地球環境保護の支えになります。次世代にバトンを繋げる私たちにとって、皆さんと一緒に考えていきたいテーマですね。信頼できる事業者さんにアドバイスをしてもらうことも方法の一つです。一方で、悪質なセールスを行う事業者の報告もあり、セールスを受けた方の中にはトラブルになっているケースもあるようですので、悪質なセールスにはご注意ください。

「どうする?ソーラー」では悪質なセールスへの注意を呼び掛けています。
(買取期間満了をむかえるみなさま)
https://www.enecho.meti.go.jp/category/saving_and_new/saiene/solar-2019after/caution.html