ISO 50001(エネルギーマネジメントシステム)


認証制度のしくみ

 第三者の認証取得を希望する組織は審査認証機関の審査を受けて登録されます。その際、審査を行う審査員は審査に必要な力量をもった審査員が行うことで認証機関は組織に信頼性を付与します。力量をもった審査員は審査員評価登録機関において、必要な訓練と力量試験に合格した者が登録されています。研修機関は審査員を希望する候補者に対して必要な訓練を行い、観察評価を行って、また審査員評価登録機関は筆記試験等により力量を評価し、審査員資格を認証します。審査認証機関及び審査員評価登録機関は、国内では日本適合性認定協会(JAB)が機関を認定しています。
下図にマネジメントシステムにおける基本的な認証制度の仕組みの全体像を示します。

図 基本的な第三者認証制度の全体像

  1. 審査認証機関 : 審査員による審査活動に基づいて外部認証を行います。
  2. 審査員評価登録機関 : 組織内外で審査活動を行う審査員を資格登録します。また、そのための研修コースの承認、力量試験を実施します。
  3. 研修機関 : 審査員がエネルギーマネジメントシステム及びその審査に精通するための研修コースを企画し、実施します。研修コースは審査員評価登録機関の承認を受けます。

図 基本的な第三者認証制度の全体像

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