令和5年度補正「高効率給湯器導入促進による家庭部門の省エネルギー推進事業費補助金」について

※情報については、随時更新致します。
※「4.参考資料」にて、昨年度からの変更点、機器ごとの申請必要書類(予定)等について情報を公開いたしました。

1.事業内容

 本事業は、消費者等による高効率給湯器の導入を促進する取り組みに係る設備の導入に要する経費の一部を補助する事業です。

2.対象製品

 以下の種別に応じた性能を有する高効率給湯器。
 以下は基準となる条件であり、3.補助額 のとおり性能に応じた補助額の区分を設ける。

① ヒートポンプ給湯機
 
 エネルギーの使用の合理化等に関する法律施行令(昭和54年政令第267号)第18条第26号に掲げる電気温水機器であって、原則、「電気温水機器のエネルギー消費性能の向上に関するエネルギー消費機器等製造事業者等の判断の基準等(平成25年3月1日経済産業省告示第38号)」1(2)に規定する表における区分ごとの基準エネルギー消費効率以上の機器であること。
 
 なお、「おひさまエコキュート」については、おひさまエコキュートに適した測定方法が確立されていないため、上記の基準エネルギー消費効率を満たしていないものも対象とする。
② ハイブリッド給湯機
 一般社団法人日本ガス石油機器工業会の規格(JGKAS A705)で、年間給湯効率が108.0%以上のもの。
 
③ 家庭用燃料電池
 一般社団法人燃料電池普及促進協会(FCA)の製品登録に必要な要件を満たしたもの。

3.補助額

高効率給湯器の導入

 補助額は定額。2.対象製品 の①~③で補助額は異なり、更にA~Cの要件に応じた補助額とする。いずれの要件にも該当しない場合は、基本額とする。
 
① ヒートポンプ給湯機
● 基本額:8万円/台
● A要件:10万円/台
 インターネットに接続可能な機種で、翌日の天気予報や日射量予報に連動することで、昼間の時間帯に沸き上げをシフトする機能を有するものであること。
 ● B要件:12万円/台
 補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないものとして、a又はbに該当するものであること。(a.2025年度の目標基準値(JIS C 9220 年間給湯保温効率又は年間給湯効率(寒冷地含む))+0.2以上の性能値を有するもの、又は、b.おひさまエコキュート)
 ● A要件及びB要件を満たすもの:13万円/台
 
② ハイブリッド給湯機
● 基本額:10万円/台
● A要件:13万円/台
 インターネットに接続可能な機種で、昼間の再エネ電気を積極的に自家消費する機能を有するものであること。
 ● B要件:13万円/台
 補助要件下限の機種と比べて、5%以上CO2排出量が少ないものとして、以下の要件に該当するものであること。(一般社団法人日本ガス石油機器工業会の規格(JGKAS A705)に基づく年間給湯効率が116.2%以上のものであること。)
 ● A要件及びB要件を満たすもの:15万円/台
 
③ 家庭用燃料電池
● 基本額:18万円/台
● C要件:20万円/台
 ネットワークに接続可能な機種で、気象情報と連動することで、停電が予想される場合に、稼働を停止しない機能を有するものであること。
 
※いずれの機器も、メーカーにより事前に登録されたものが補助対象となる予定。
 対象機器は今後開設される事務局のHPにおいて公表予定。

高効率給湯器の導入と併せて蓄熱暖房機または電気温水器を撤去する場合、加算措置を行う。

4.参考資料

 

最終更新日:2023年11月24日