創エネ・あかりパーク®2025
日時:令和7年10月30日(木)
会場:上野恩賜公園 噴水広場
「創エネ・あかりパーク®2025」が10月30日(木)から11月3日(月・祝)まで開催されました。
東日本大震災をきっかけに、照明デザイナーの石井幹子氏のプロデュースにより始まり、今年で13回目を迎えました。
今年のテーマは”次世代エネルギーと光”。上野恩賜公園の噴水広場が、新しいエネルギーへの理解を深めるための展示と、地球にやさしいグリーンエネルギー電力を使用したライトアップで賑やかに彩られました。

会場は入場無料。午後から入場でき、開催期間毎日17:00からライトアップされます。
点灯式
10月30日(木)、イベント開会セレモニーとして、点灯式が行われました。

資源エネルギー庁 小林部長
「再生エネルギーが長期に渡り安定的に、地域、社会の皆さまにしっかりと受け入れていただくためにも、
このようなイベントを通じて、見て、触れて、感じて、理解を深めていただくことが何よりも大切」

東京都産業労働局 関口次長代読
「FCVからの電力によるプロジェクションマッピングなど、水素エネルギーを実際に使っているところを
見ていただきながら、さまざまな光のアートを楽しんでいただけたら」

駐日トルコ共和国大使館 オウズハン・エルトゥールル大使
「地球温暖化の中で1カ国だけで取り組むには不十分であることを念頭に、トルコと日本の間で
グリーンエネルギーや環境の配慮で協力のポテンシャルがあると確信しています」

毎年おなじみの創エネパンダちゃん、毎年子どもたちに大人気。

カウントダウンとともに点灯スイッチが押されると、噴水広場全体が色鮮やかな光で彩られました。

創エネ・あかりパークの総合プロデューサー、石井幹子さん
「東日本大震災の後、東京の街が真っ暗になり、いかにエネルギーが大事かと痛感しました。
なんとか、小さな電気量で綺麗な赤りを灯したいという思いから、このイベントを開催して参りました。
おかげさまで東京の一つのイベントになるまでに成長してきました」
創エネ展示テント・経済産業省
資源エネルギー庁のブースの「再エネ動画」「再エネパネル」「太陽光発電体験」の各コンテンツに参加してスタンプを集めながら再エネを学びます。なかでも今年は話題の”ペロブスカイト太陽電池”と”洋上風力発電”をクローズアップ。2箇所以上を回ってスタンプをもらったら、解説ステージへ移動して再エネ導入の取り組みなどをさらに詳しくお話しします。そして、終了後には記念品がもらえます。
創エネ展示テント

忍者姿のスタッフが外国人と子どもたちに人気だった「ナベル」のブース。
CO2の排出を減らす暮らしの工夫を、手裏剣型の投げ輪をしながら学べます。

「ペロブスカイト太陽電池」のブースでは、熱心にパネルを読み込む方もいて、関心の高さを感じます。

「F―WAVE」のブースでは、ペロブスカイト太陽電池の特徴を活かした薄いフィルム型の太陽電池が。

毎年子どもたちに人気の「キッズテント創エネぬりえ」。ここでも創エネパンダちゃんは大活躍!

「トルコ共和国大使館」ブース。
今年はトルコと日本の友好関係の原点”エルトゥール号事件”から135年となる節目の年です。

LEDでランタンを作る「スタンレー電気」ブースが大人気。
子どもたちの手作りランタンの灯りも会場に彩りを与えていました。

「NEDO」の「NEDOってなに?」と、活動の理解を深めてもらうクイズラリー。
景品は「CO2再資源化人口石灰石」を利用したクリアファイルでした。

「東京都産業労働局」では”水素”を解説。水素で走る燃料電池自動車(FCV)からの給電も実演。
カットされた車体も登場し、皆さん興味深くのぞきこむ姿が見られました。
会場風景

国立科学博物館の正面に映し出される光と音のプロジェクションマッピング。
電力の一部に燃料電池自動車の水素エネルギーを使用。
今年は光量が上がってより見やすい映像になっていました。

“水素への道”と名付けられた国立科学博物館につながる道。
樹木のライトアップとともに、今年は光るファニチャーが並びました。
座って写真を撮り合う人たちが楽しそうでした。

会場のライトアップは、自走式蓄電池に充電されたグリーン電力を使用しています。

岐阜県美濃市で10月〜11月にかけて開催される「美濃和紙あかりアート展」の作品が並びます。

長野市善光寺周辺で2月に開催される「長野灯明まつり」のあかり作品が展示されました。
今年も「創エネあかりパーク®2025」が開催されました。
13回目を迎えた今回は、水素とともに「ペロブスカイト太陽電池」が注目されていました。「ペロブスカイト太陽電池」は、国内研究者が開発した日本初の技術だそうで、発電効率の向上、主要原材料のヨウ素の産出量が日本が世界位であるなど、今度のエネルギー安定供給を担うことが期待されています。今回、フィルム型ペロブスカイト太陽電池の展示もあり、その薄さしなやかさには驚かされました。
2030年のカーボンハーフまであと5年と迫ってきました。10月にまで猛暑日が観測され、もはや四季ではなく二季と言われるまでの気候変動の日々。エネルギーの消費傾向にも変動はあるのではないでしょうか。それでも、点灯式でトルコ大使が「トルコとして環境配慮と経済成長は共存可能な目標だと信じています」と仰っていたことには、励まされる気持ちになりました。
関連情報