日時:令和3年11月3日~11月7日
会場:上野恩賜公園 噴水広場
再生可能エネルギーを中心に、新しい創エネ・省エネ技術と最新の光技術による、光のイベントが今年も開催されました。今年のテーマは「カーボンニュートラルを目指す”明日の光”」。2050年のカーボンニュートラルの実現が急務となる今、グリーン電力を使用したライトアップ、再生エネルギーへの理解を深める展示などで、地球温暖化の現在と未来を考えるきっかけを、”あかり”で導きます。
11月4日の日没後、密にならない呼びかけのもとで開催記念セレモニーが始まりました。来賓挨拶の後には、カウントダウン後に会場全体の明かりを点灯しました。
昨年に続き、以前コロナ禍での開催となった今年。規模こそコンパクトになった印象でしたが、よりシンプルにあかりのもたらす効果を感じられる場になったように思いました。緊急事態宣言の解除や、感染者数の減少など、来場する方々もより安心感を持ってお出かけを楽しめるようになったのではないでしょうか。
おりしもCOP26(国連気候変動枠組条約第26回締約国会議)期間中。また、ノーベル物理学賞を地球温暖化や気候変動の研究の先駆者・真鍋淑郎氏が受賞した今年。地球環境やエネルギーについてはすでに意識改革の時を超え、実現に向き合う姿勢が問われる時期を迎えています。創エネ・あかりパークが、あかりという親しみやすい形で、長年続けていくことの意義をあらためて感じます。