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再生可能エネルギー
取材レポート

 

再生可能エネルギー取材レポート 2016年度

スマートコミュニティ Japan 2016

日時:平成28年6月15日~6月17日
会場:東京国際展示場(東京ビッグサイト)

安定したエネルギーの供給とその有効利用を可能にする社会システム、スマートコミュニティ。さまざまな企業や団体がスマートコミュニティ実現のための最先端の技術や製品、サービスや取り組みを紹介する本展示会。バイオマスエキスポなどの他に、今回は、新たに「水素社会実現ソリューション展」が開催され、燃料電池車などの製品に注目が集まっていました。

スマートコミュニティ Japan 2016
3日間で約40,000人が来場。同時開催は、先進工場の普及を担う「スマートファクトリーJapan2016」。

資源エネルギー庁 出展

資源エネルギー庁のブース
資源エネルギー庁のブースでは再生可能エネルギーのパネル展示と、1日5回のプレゼンテーションが実施されました。

固定価格買い取り制度の見直しについての解説
固定価格買取制度の見直しについての解説では熱心にメモを取る方も。
毎回、再エネクイズも出題も出題されます。正解率は、まずまずというところ?

セミナー内にはクイズタイムも。
「さてここで問題です」。プレゼンテーション内にはクイズタイムも。
お答えいただいた方には、グリーンエネルギーを使用して作る”風で織ったタオル”などをプレゼント。
(さて、この画面にある問題の答えはわかりますか?正解は、最後に)

再エネの地域人材育成スクール「まちエネ大学」卒業生たちの事業紹介を展示
再エネの地域人材育成スクール「まちエネ大学」卒業生たちの事業紹介を展示。

アンケート
おなじみのアンケート。
バイオマスエキスポの開催もあってか、この日はバイオマスの票が伸びていたのが印象的。

会場風景

新エネ大賞で経産大臣賞を受賞した燃料電池車「MIRAI」。
新エネ大賞で経産大臣賞を受賞した燃料電池車「MIRAI」。
燃料電池で走る仕組みについて解説が行われていました。

車の模型。

水素と酸素を化学反応させて電気をつくる「燃料電池」
車の模型を使って、水素と酸素を化学反応させて電気をつくる「燃料電池」を解説。

その「MIRAI」は実物が車体カットで登場!
その「MIRAI」は実物が車体カットで登場!
実際の高圧水素タンク、モーター、パワーコントロールユニットを間近に見られます。

「水素社会実現パビリオン」
今回最も注目されたのが「水素社会実現パビリオン」。
企業・団体・地方公共団体などの取り組みが一同に紹介されました。

燃料電池自動車の使用や外部給電器の活用を紹介していたのは、埼玉県。
燃料電池自動車の使用や外部給電器の活用を紹介していたのは、埼玉県。

「水素社会の実現に向けた川崎水素戦略」
こちらは「水素社会の実現に向けた川崎水素戦略」。川崎市が各企業とともに取り組む水素活用モデルが紹介されていました。

水素・燃料電池産業のための小型可搬型供給&燃料システムの開発
中小・ベンチャー企業も参入しやすい水素・燃料電池産業のための小型可搬型供給&燃料システムの開発を目指すところも。

 

スマートコミュニティが現実味を帯びてきた今、今回はこれまで以上に「水素」への期待と関心が高まっているのを感じました。スマートコミュニティづくりは、再生可能エネルギーはもちろんのこと、各種技術開発の進化と普及、そして新たな発想によって、より豊かに、よりスマートに、と日々進化し続けているのでしょう。 クイズの答えは(2)「空飛ぶ風力発電」でした。
現在、研究開発が進められている画期的な風力発電とは「空飛ぶ風力発電」。安定して風が吹く上空にドーナツ型の設備をヘリウムガスで浮上させ、中央の羽で発電する風車は、同サイズの風車の2倍の電気が作れるそうです。

 

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