日本最大級の環境展示会|エコプロダクツ2015
日時:平成27年12月10日~12月12日
日本最大の参加型環境イベント「エコプロダクツ2015」が開催され、3日間で1万7千人近くの来場者が訪れました。最先端の環境製品やサービス、エコへの取り組みをわかりやすく体感できる本展。子供たちが楽しみながら環境についてを学べる貴重な好機ともなっています。今回も会場内のあちこちでクイズラリーやミニイベントに参加するたくさんの児童・生徒たちの姿が見られました。

今年のテーマは「わたしが選ぶ クールな未来」。
開催会場にかかる電力をグリーン電力で調達するなど、会場そのものから率先してクールチョイスを実践しています。
資源エネルギー庁ブース

資源エネルギー庁のブースではGREEN POWERプロジェクトを紹介。
たくさんの子供たちがミニセミナーや再エネ体験に参加してくれました。

トントン相撲で遊びながら電気をつくる、振動発電を体験。勝負が白熱するほど発電力もアップ!

息を吹きかけるとクリスマスツリーの星が点灯するミニ風車。自らの力でライトアップ!

ブース内では、子供たちに向けてグリーンパワースクールが開催されました。

電気ができる仕組みについて、クイズをまじえてわかりやすく解説。みんな熱心に聞いてくれました。

世界のグリーンパワー・アイデアはクイズに。
子供たちが楽しく発電できるコレはなんでしょう?(答えは最後に)

再エネや固定価格買取制度について、子どもたちにもわかるよう工夫されたマペットショーも上演されました。

グリーンパワーを使って商店街を盛り上げよう!と最後はみんなで『トゥモロー』を熱唱!

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会場内エコツアー

専門家をナビゲーターが見所を解説してくれる会場内エコツアー。
「スマートコミュニティとエネルギー」に参加。電気メーカー、住宅メーカー、自動車メーカーなどをまわりました。

水素燃料電池の普及によって将来に訪れるかもしれない社会について、家電メーカーは街づくりの規模で取り組んでいます。

GaN-HEMT半導体技術で、ではピンときませんでしたが、スマホの充電が20分になる技術だそうです。

工場の省エネをまるごと監視するシステムとともに「自家電活」という新語も目にとまりました。

先代モデルの志を損なうことなく車体を軽くすることで燃費を下げた新型。エコカーという考え方の裾野を広げます。

注目の燃料電池車はカットモデルになって登場!
高圧水素タンクの実物にはたくさんの人だかりができていました。

燃料電池車や電気自動車を暮らしの非常用電源として活用するための技術もぐっとシンプルに進化中。

多業種が集った水素社会ブース。その集客ぶりに水素社会が現実味をおびてきているのを感じました。
その他の出展

経済産業省では「どんぐりポイント」を紹介するブースを出展。
どんぐりマークの可愛さに子供たちも興味しんしんのようでした。

「クールチョイス」の提案する環境省のブース。
地球温暖化の現実と、防ぐための賢い選択をわかりやすく解説していました。

映画『バック・トゥ・ザ・フューチャー』の「デロリアン」も登場。
ゴミをエネルギーにして走るエコカーです。
エコプロダクツ展としてスタートした頃とは、エネルギーを取り巻く環境は大きく様変わりしました。エネルギーはより多彩に選択肢を増やし、スマート化は個から地域へと広く取り組まれています。
今回の展示ではあちこちで「快適」という言葉が目につきました。効率的なだけではない、快適さも伴う製品性やシステムが、これからの持続可能な社会づくりに欠かせない要素なのかもしれません。
クイズの答え:発電サッカーボール。
電気のない発展途上国の子供たちのためにと開発されました。
振動発電のしくみにより30分のプレイでLEDライトが3時間点灯します。
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