再生可能エネルギー 取材レポート
再生可能エネルギー取材レポート 2015年度
光を楽しむスペシャルイベント 創エネ・あかりパーク®2015
2015.10.30-11.03
世界的に活躍する照明デザイナー石井幹子氏プロデュース「創エネ・あかりパーク®2015」が今年も開催されました。再生可能エネルギーを中心に、日本の新しい創エネ・省エネ技術や最新の光技術を、光を楽しみながら体感できるイベントです。上野恩賜公園を会場にして3回目の開催となる今年は、一段とスケールもアップしました。
オープニングセレモニー

上野の秋の恒例となってきた、光を楽しむスペシャルイベントです。
30日の日没前から点灯式が開催されました。

あたりに日が落ちて創エネパンダも登場!
左から、地熱ちゃん、風力ちゃん、ソーラーちゃん。

プロデューサーの石井幹子氏らがスイッチを押して、いざ点灯。

一瞬にして噴水公園全体がカラフルな光で包まれると会場から歓声が上がりました。

水の動きとともに色を変えていく噴水の眺めは、イベント期間中いちばんの醍醐味です。

噴水の先、国立博物館の壁面には所蔵の名品の数々がプロジェクションマッピングで投映されています。

省エネで美しく光る、ピラミッド型の光オブジェも会場を 彩りました。

勇壮な太鼓の響きが 会場を盛り上げます。
会期中、ステージでは毎日さまざまなパフォーマンスが繰り広げられました 。
経済産業省 創エネ展示テント


経済産業省の創エネ展示テントでは、パネル展示と体験コーナーで再生可能エネルギーをわかりやすく解説。

再エネ風車作りは小さいお子さんたちに、風力発電体験は子供にも大人にも大人気。

おなじみのアンケート、この日は太陽光と地熱に票が集まっていました。
会場風景

海外からはハンガリーが出展。ハンガリーには光に関する発明がたくさんあるのだそうです。

光の科学と技術の歴史など、今年は光にとって節目となる「国際光年」です。

今年初出展の国土交通省は、公共インフラでの再エネ推進や、最新技術とデザインを紹介。

環境省では地球の気候変動や、未来を変える日頃の小さな選択「COOL CHOICE」を解説。



子供たちが楽しく遊びながら創エネに親しめる、体験参加型のキッズテントも出展しました。
会場風景 昼間の様子

連休をはさんだ会期中は天気にも恵まれ、上野の森には連日たくさんの来場者が訪れました。

創エネパンダは会場の人気もの!すぐに子供たちに囲まれます。

会場には話題の燃料電池自動車も登場。


被災地応援テントで福島県と宮城県が出展。ご当地ならではの特産品の数々を求めるお客さんで賑わいました。

経済産業省の創エネ展示テントでは風車づくりも大盛況!
できたての風車をさっそく吹いてまわす子、持って走ってまわす子など、さまざまに楽しんでいる様子が見られました。

テント内ではグリーンパワークリスマスの紹介も。今年もフォトコンテストも開催されます。
上野恩賜公園 噴水広場をメイン会場に、今年も東京国立博物館の本館正面壁へのプロジェクションマッピング、国立科学博物館正面壁面へのカラーレーザーも実施された「創エネあかり®パーク2015」。会期中は博物館と美術館が特別夜間オープンするなど、上野の森を舞台に光で遊ぶイベントとして定着してきました。
会期中に実践された再生可能エネルギーを使用してのライトアップという活動は、引き続き「グリーンパワークリスマス」として日本の街々を灯していきます。