「日印クリーン・エネルギー・パートナーシップ(CEP)」の発表について
日本とインド両国は、岸田内閣総理大臣のインド訪問に合わせ、2022年3月19日「日印クリーン・エネルギー・パートナーシップ(CEP)」を発表しました。
本パートナーシップは、エネルギー安全保障の確保、カーボンニュートラルと経済成長の実現に向け、あらゆるエネルギー源・技術を活用した、多様かつ現実的なエネルギートランジションを通じ、日印間のエネルギー協力を推進することを目的としています。
これまで日印エネルギー政策対話の下で取り組んできた二国間のエネルギー協力分野を拡大し、以下のクリーンエネルギー等の11分野で、政府間の情報交換の他、官民ワークショップの開催、研究開発や人材育成を含む両国の取組について議論を行うことを予定しています。
具体的な協力分野
- 電気自動車(EV)、蓄電池を含むエネルギー貯蔵システム、電気自動車充電インフラ(EVCI)
- 建物や産業における省エネルギー、エネルギー効率性の高い家電製品
- 太陽光パネルを含む太陽光エネルギーの開発
- 風力エネルギー
- グリーンを含むクリーン水素
- グリーンを含むクリーンアンモニア
- LNGのさらなるクリーンな利用
- 炭素の回収、利用、貯蔵(CCUS)/カーボンリサイクル
- バイオ燃料、圧縮バイオメタンガスを含む新燃料
- 戦略的石油備蓄
- クリーンコールテクノロジー
※上記に限定されず、両国の関心等により今後幅広く議論される予定です。
- 日印クリーンエネルギー・パートナーシップ (CEP)(PDF形式:146KB)
- Announcement of the India-Japan Clean Energy Partnership (CEP)(PDF形式:127KB)
最終更新日:2022年3月22日