よくある質問

よくある質問

電力会社を変えると新たに電線を引かなければならないのでしょうか?また、自分だけ停電が多くなる恐れはないのでしょうか?

 

今ある送配電網を使うので新たに電線を引くことにはなりません。 また、電気そのものの品質や信頼性(停電の可能性など)は、どの会社から電気を買っても同じです。

賃貸住宅に住んでいますが、電力会社の切り替えはできますか?

 

現在契約している電力会社との契約名義がご本人の場合は可能です。他人名義のご契約になっている場合は、その方に確認いただくことになります。

マンションに住んでいますが、電力会社の切り替えはできますか?

 

マンションにお住まいの方も、電力会社の切り替えはできます。 ただし、管理組合などを通じてマンション全体で一括して電気の購入契約を締結している場合には、その契約やマンション内の規約などで制限される場合があるので、管理組合等にご確認下さい。

契約した電力会社が倒産したらどうすればよいですか?

 

電力会社が倒産・撤退する場合、電力会社から無契約状態になるまでの期日について通知が来ることになります。原則、その期日までに新しい小売電気事業者と契約していただくことで引き続き電気の供給を受けることができます。無契約になる期日までに新しい電力会社との契約が間に合わなかった場合についても、ただちに電気の供給が止まるわけではないですが、無契約状態が長期間続くと電気の供給が止まってしまうこともあり得るため、お早めに切り替え先の小売電気事業者を探していただくことが必要です。

小売電気事業者から様々なメニューが提示されていますが、電気事業者を見極めるポイントは何でしょうか。

 

まず、小売電気事業者が、電気事業法に基づき登録されている事業者かどうかを確認してください。登録を受けた事業者かどうかは、資源エネルギー庁のホームページにおいて公表しています。また、小売電気事業者には、料金を含む供給条件の書面による説明義務が電気事業法上課されていますので、その内容を確認してください。最後に、料金のみではなく、契約期間や契約解除などの諸条件をよく確認して、納得して契約をしていただくことが重要です。

(参考1)資源エネルギー庁HP 登録小売電気事業者一覧

(参考2)注意すべきポイント

  • 小売電気事業者の社名や連絡先
  • いつから電気を供給するのか?
  • 契約期間はいつからいつまでか?
  • 契約期間満了後の契約更改手続きはどのようになるのか?
  • 毎月の電気料金はいくらか?どうやって算定するのか?
  • 通常の手続きに加え必要な工事などがある場合、消費者が負担する費用はいくらか?
  • 電気料金の割引がある場合には、それはいくらか?割引の対象期間はいつまでか?
  • 契約期間内に解約する場合の制約はあるのか?解約⼿数料などは発生しないのか? など

現在契約を結んでいる電力会社との契約を解約する際に、解約金の支払いなどが必要になるのでしょうか。

 

料金プランによっては、解約金が発生することがありますので、契約締結前によく御確認いただください。また、契約締結後は、契約内容を御確認いただくか、契約した小売電気事業者に御確認ください。

賃貸物件の空き室等において一時的に電気を使用する場合でも、小売電気事業者との間で契約を締結しなければ電気は使用できませんか。

 

賃貸物件の空き室に限らず、電気を使用する場合には、一時的に使用する場合であっても、小売電気事業者との間で契約の締結が必要ですので、事前に小売電気事業者へご連絡ください。

小売電気事業者との間でトラブルが生じた場合、どこに相談すればよいのですか。

 

小売電気事業者に対しては適切に消費者から問合せ等への対応する義務を課しております。まずは小売電気事業者へお問合せください。また、電力取引監視等委員会事務局にも相談窓口があります。

(参考)電力・ガス取引監視等委員会 相談窓口