10.省エネ
徹底した省エネ
日本の省エネの取組はどこまで進んでいますか?
日本はエネルギー消費効率を高める取組を強化し、省エネ量を6,200万kl程度に拡大しました。
またエネルギー消費効率は、過去にない高水準である40%程度改善を目標としました。
エネルギーミックスにおける最終エネルギー需要
- 出典:
- 資源エネルギー庁「総合エネルギー統計」、内閣府「国民経済計算」、日本エネルギー経済研究所「エネルギー・経済統計要覧」を基に作成
エネルギー消費効率の改善
- ※
- 1970年、1990年、2012年のエネルギー消費効率を100とする
- ※
- エネルギー消費効率=最終エネルギー消費/実質GDP
ZEH 住宅・建築物の省エネ性能の向上
業務・家庭部門では、2030年度以降に新築される住宅・建築物についてZEH・ZEB基準の水準の省エネ性能の確保を目指し、建築物省エネ法による省エネ基準適合義務化と基準引き上げ、建材・機器トップランナーの引き上げなどに取り組みます。
新築注文住宅のZEH化率の推移
ZEH(ゼッチ)(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)とは、「外皮の断熱性能等を大幅に向上させるとともに、高効率な設備システムの導入により、室内環境の質を維持しつつ大幅な省エネルギーを実現した上で、再生可能エネルギーを導入することにより、年間の一次エネルギー消費量の収支がゼロとすることを目指した住宅」です。
エネルギーコスト上昇に対する省エネ支援パッケージ
突発的なエネルギー価格高騰への対応力強化や、カーボンニュートラル実現の観点から、省エネの重要性がより一層高まっている中、企業向け・家庭向けの省エネ支援を強化しています。
こうした支援策も含め、各種施策の情報は「省エネポータルサイト」に掲載しています。
最終更新日:2025年3月25日