ガス事業生産動態統計の概況(令和7年10月分の概況)
令和7年10月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,618億68百万メガジュールで、前年同月比5.4%の増加であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,445億9百万メガジュールで、前年同月比6.4%の増加、天然ガスは107億66百万メガジュール、同5.5%の減少、石油系ガスは65億89百万メガジュール、同3.2%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,157億98百万メガジュールで、前年同月比3.0%の増加であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は170億99百万メガジュールで、前年同月比0.6%の増加、商業用は119億26百万メガジュールで、同1.1%の減少、工業用は764億46百万メガジュールで、同5.7%の増加、その他用は103億27百万メガジュールで、同6.7%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用14.8%(前年同月に比べ0.3%ポイントの減少)、商業用10.3%(同0.4%ポイントの減少)、工業用66.0%(同1.6%ポイントの増加)、その他用8.9%(同0.9%ポイントの減少)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は415億35百万メガジュールで、前年同月比8.0%の増加であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は32,227千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,427千件、前年同月比0.5%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,450千トンで前年同月比18.8%の増加、国内購入量は197千トンで、同2.4%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は66千トンで、同55.3%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,775千トンで、前年同月比6.2%の増加、天然ガスは91,189千立方メートルで、同8.4%の減少、液化石油ガスは112千トンで、同0.7%の減少であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは251千トンで、前年同月比24.6%の減少、液化石油ガスは8千トンで、同36.2%の増加であった。
最終更新日:2025年12月25日