ガス事業生産動態統計の概況(令和7年9月分の概況)

令和7年9月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,644億12百万メガジュールで、前年同月比0.1%の増加であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,487億19百万メガジュールで、前年同月比0.4%の増加、天然ガスは101億40百万メガジュール、同8.7%の減少、石油系ガスは55億48百万メガジュール、同9.4%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,205億0百万メガジュールで、前年同月比1.1%の減少であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は126億10百万メガジュールで、前年同月比5.8%の減少、商業用は149億78百万メガジュールで、同0.5%の減少、工業用は790億44百万メガジュールで、同0.5%の減少、その他用は138億68百万メガジュールで、同0.1%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用10.5%(前年同月に比べ0.5%ポイントの減少)、商業用12.4%(同0.0%ポイントの増減なし)、工業用65.6%(同0.4%ポイントの増加)、その他用11.5%(同0.1%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は415億73百万メガジュールで、前年同月比3.6%の増加であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は32,207千個、前年同月比0.7%の増加であった。

調定数は28,465千件、前年同月比0.8%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,243千トンで前年同月比5.6%の増加、国内購入量は129千トンで、同33.2%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は46千トンで、同10.1%の増加であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,801千トンで、前年同月比2.1%の減少、天然ガスは84,856千立方メートルで、同5.4%の減少、液化石油ガスは91千トンで、同6.7%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは275千トンで、前年同月比36.9%の減少、液化石油ガスは6千トンで、同8.2%の減少であった。

最終更新日:2025年11月28日