ガス事業生産動態統計の概況(令和7年7月分の概況)

令和7年7月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,745億9百万メガジュールで、前年同月比1.7%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,576億59百万メガジュールで、前年同月比1.7%の減少、天然ガスは111億98百万メガジュール、同6.5%の減少、石油系ガスは56億47百万メガジュール、同9.3%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,274億95百万メガジュールで、前年同月比2.2%の減少であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は169億24百万メガジュールで、前年同月比7.1%の減少、商業用は144億92百万メガジュールで、同2.3%の増加、工業用は825億31百万メガジュールで、同3.1%の減少、その他用は135億48百万メガジュールで、同5.9%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用13.3%(前年同月に比べ0.7%ポイントの減少)、商業用11.4%(同0.5%ポイントの増加)、工業用64.7%(同0.6%ポイントの減少)、その他用10.6%(同0.8%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は427億56百万メガジュールで、前年同月比0.7%の増加であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は32,174千個、前年同月比0.7%の増加であった。

調定数は28,463千件、前年同月比0.7%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は1,938千トンで前年同月比5.6%の減少、国内購入量は137千トンで、同31.9%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は62千トンで、同40.6%の増加であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,944千トンで、前年同月比3.2%の減少、天然ガスは94,186千立方メートルで、同8.5%の減少、液化石油ガスは96千トンで、同8.6%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは240千トンで、前年同月比45.7%の減少、液化石油ガスは6千トンで、同2.2%の増加であった。

最終更新日:2025年9月29日