ガス事業生産動態統計の概況(令和7年6月分の概況)
令和7年6月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,601億65百万メガジュールで、前年同月比5.6%の増加であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,430億27百万メガジュールで、前年同月比5.7%の増加、天然ガスは107億30百万メガジュール、同7.0%の減少、石油系ガスは64億5百万メガジュール、同31.9%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,185億64百万メガジュールで、前年同月比6.5%の増加であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は232億65百万メガジュールで、前年同月比3.3%の増加、商業用は116億44百万メガジュールで、同5.1%の増加、工業用は747億64百万メガジュールで、同7.4%の増加、その他用は88億91百万メガジュールで、同9.6%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用19.6%(前年同月に比べ0.6%ポイントの減少)、商業用9.8%(同0.2%ポイントの減少)、工業用63.1%(同0.6%ポイントの増加)、その他用7.5%(同0.2%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は392億81百万メガジュールで、前年同月比5.4%の増加であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は32,120千個、前年同月比0.6%の増加であった。
調定数は28,461千件、前年同月比0.7%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は1,871千トンで前年同月比7.2%の減少、国内購入量は206千トンで、同7.6%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は47千トンで、同16.9%の減少であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,759千トンで、前年同月比4.7%の増加、天然ガスは94,999千立方メートルで、同10.5%の減少、液化石油ガスは111千トンで、同36.2%の増加であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは248千トンで、前年同月比34.1%の減少、液化石油ガスは6千トンで、同49.1%の増加であった。
最終更新日:2025年8月28日