ガス事業生産動態統計の概況(令和7年5月分の概況)

令和7年5月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,496億52百万メガジュールで、前年同月比0.3%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,317億59百万メガジュールで、前年同月比1.1%の減少、天然ガスは108億42百万メガジュール、同8.2%の減少、石油系ガスは70億47百万メガジュール、同37.6%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,142億69百万メガジュールで、前年同月比0.2%の減少であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は318億62百万メガジュールで、前年同月比3.5%の増加、商業用は108億4百万メガジュールで、同0.9%の減少、工業用は643億91百万メガジュールで、同2.1%の減少、その他用は72億13百万メガジュールで、同1.9%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用27.9%(前年同月に比べ1.0%ポイントの増加)、商業用9.5%(同0.0%ポイントの【同ポイント】)、工業用56.3%(同1.1%ポイントの減少)、その他用6.3%(同0.1%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は373億38百万メガジュールで、前年同月比1.9%の減少であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は32,140千個、前年同月比0.7%の増加であった。

調定数は28,473千件、前年同月比0.7%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,003千トンで前年同月比6.6%の減少、国内購入量は260千トンで、同39.8%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は60千トンで、同31.2%の増加であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,620千トンで、前年同月比1.4%の減少、天然ガスは98,691千立方メートルで、同13.1%の減少、液化石油ガスは125千トンで、同40.5%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは237千トンで、前年同月比30.7%の減少、液化石油ガスは8千トンで、同2.3%の増加であった。

最終更新日:2025年7月30日