ガス事業生産動態統計の概況(令和7年4月分の概況)

令和7年4月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,642億31百万メガジュールで、前年同月比3.2%の増加であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,455億59百万メガジュールで、前年同月比3.2%の増加、天然ガスは119億89百万メガジュール、同1.6%の減少、石油系ガスは66億79百万メガジュール、同13.1%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,302億24百万メガジュールで、前年同月比0.6%の減少であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は407億0百万メガジュールで、前年同月比0.5%の減少、商業用は124億4百万メガジュールで、同2.1%の減少、工業用は677億56百万メガジュールで、同0.2%の減少、その他用は93億65百万メガジュールで、同2.1%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用31.3%(前年同月に比べ0.1%ポイントの増加)、商業用9.5%(同0.2%ポイントの減少)、工業用52.0%(同0.2%ポイントの増加)、その他用7.2%(同0.1%ポイントの減少)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は411億69百万メガジュールで、前年同月比2.6%の増加であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は32,133千個、前年同月比0.7%の増加であった。

調定数は28,477千件、前年同月比0.7%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,246千トンで前年同月比29.9%の増加、国内購入量は252千トンで、同8.7%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は49千トンで、同2.4%の減少であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,817千トンで、前年同月比3.2%の増加、天然ガスは107,910千立方メートルで、同5.2%の増加、液化石油ガスは120千トンで、同9.4%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは246千トンで、前年同月比32.7%の減少、液化石油ガスは10千トンで、同13.9%の増加であった。

最終更新日:2025年6月27日