ガス事業生産動態統計の概況(令和7年3月分の概況)
令和7年3月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、2,038億78百万メガジュールで、前年同月比3.0%の減少であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,808億62百万メガジュールで、前年同月比4.2%の減少、天然ガスは155億20百万メガジュール、同3.4%の増加、石油系ガスは74億93百万メガジュール、同16.7%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,540億41百万メガジュールで、前年同月比0.0%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は495億21百万メガジュールで、前年同月比0.9%の増加、商業用は149億99百万メガジュールで、同0.3%の減少、工業用は764億30百万メガジュールで、同1.2%の減少、その他用は130億91百万メガジュールで、同3.5%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用32.1%(前年同月に比べ0.3%ポイントの増加)、商業用9.7%(同0.1%ポイントの減少)、工業用49.7%(同0.5%ポイントの減少)、その他用8.5%(同0.3%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は526億16百万メガジュールで、前年同月比1.2%の減少であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は32,119千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,367千件、前年同月比0.8%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,136千トンで前年同月比14.5%の減少、国内購入量は252千トンで、同16.9%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は70千トンで、同3.7%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,304千トンで、前年同月比6.4%の減少、天然ガスは133,039千立方メートルで、同20.6%の増加、液化石油ガスは132千トンで、同10.4%の増加であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは276千トンで、前年同月比12.8%の減少、液化石油ガスは12千トンで、同11.5%の増加であった。
最終更新日:2025年5月29日