ガス事業生産動態統計の概況(令和7年2月分の概況)

令和7年2月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、2,219億90百万メガジュールで、前年同月比1.3%の増加であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,981億52百万メガジュールで、前年同月比1.2%の増加、天然ガスは155億7百万メガジュール、同0.1%の増加、石油系ガスは83億30百万メガジュール、同7.3%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,632億74百万メガジュールで、前年同月比2.5%の増加であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は501億58百万メガジュールで、前年同月比2.4%の増加、商業用は161億61百万メガジュールで、同5.7%の増加、工業用は822億50百万メガジュールで、同1.0%の増加、その他用は147億5百万メガジュールで、同8.5%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用30.7%(前年同月に比べ0.1%ポイントの減少)、商業用9.9%(同0.3%ポイントの増加)、工業用50.4%(同0.7%ポイントの減少)、その他用9.0%(同0.5%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は572億21百万メガジュールで、前年同月比4.1%の減少であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は32,083千個、前年同月比0.7%の増加であった。

調定数は28,331千件、前年同月比0.8%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,705千トンで前年同月比3.1%の増加、国内購入量は306千トンで、同32.0%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は67千トンで、同6.8%の減少であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,567千トンで、前年同月比2.8%の増加、天然ガスは118,890千立方メートルで、同0.8%の増加、液化石油ガスは151千トンで、同5.2%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは294千トンで、前年同月比43.0%の減少、液化石油ガスは12千トンで、同35.3%の増加であった。

最終更新日:2025年4月28日