ガス事業生産動態統計の概況(令和6年12月分の概況)

令和6年12月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、2,188億22百万メガジュールで、前年同月比0.9%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,949億メガジュールで、前年同月比0.5%の減少、天然ガスは149億35百万メガジュール、同7.3%の減少、石油系ガスは89億83百万メガジュール、同2.6%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,425億50百万メガジュールで、前年同月比2.8%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は372億94百万メガジュールで、前年同月比3.9%の減少、商業用は130億52百万メガジュールで、同0.3%の増加、工業用は813億5百万メガジュールで、同3.7%の減少、その他用は108億99百万メガジュールで、同3.7%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用26.2%(前年同月に比べ0.2%ポイントの減少)、商業用9.2%(同0.3%ポイントの増加)、工業用57.0%(同0.5%ポイントの減少)、その他用7.6%(同0.4%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は569億68百万メガジュールで、前年同月比2.6%の減少であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は32,034千個、前年同月比0.7%の増加であった。

調定数は28,348千件、前年同月比0.9%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,363千トンで前年同月比11.5%の減少、国内購入量は242千トンで、同2.6%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は76千トンで、同14.1%の増加であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,492千トンで、前年同月比0.2%の減少、天然ガスは114,199千立方メートルで、同6.5%の減少、液化石油ガスは163千トンで、同0.2%の減少であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは460千トンで、前年同月比21.7%の減少、液化石油ガスは8千トンで、同19.9%の増加であった。

最終更新日:2025年2月27日