ガス事業生産動態統計の概況(令和6年11月分の概況)
令和6年11月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,713億95百万メガジュールで、前年同月比5.6%の減少であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,514億23百万メガジュールで、前年同月比5.9%の減少、天然ガスは124億88百万メガジュール、同7.7%の減少、石油系ガスは74億79百万メガジュール、同6.0%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,187億47百万メガジュールで、前年同月比4.2%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は259億97百万メガジュールで、前年同月比2.9%の減少、商業用は109億10百万メガジュールで、同1.6%の増加、工業用は736億6百万メガジュールで、同6.8%の減少、その他用は82億34百万メガジュールで、同9.8%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用21.9%(前年同月に比べ0.3%ポイントの増加)、商業用9.2%(同0.5%ポイントの増加)、工業用62.0%(同1.7%ポイントの減少)、その他用6.9%(同0.9%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は452億24百万メガジュールで、前年同月比6.4%の減少であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は32,009千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,313千件、前年同月比0.9%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,118千トンで前年同月比0.5%の増加、国内購入量は264千トンで、同19.0%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は60千トンで、同12.9%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,917千トンで、前年同月比4.2%の減少、天然ガスは103,220千立方メートルで、同12.6%の減少、液化石油ガスは130千トンで、同1.0%の減少であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは259千トンで、前年同月比12.2%の減少、液化石油ガスは9千トンで、同57.4%の増加であった。
最終更新日:2025年1月30日