ガス事業生産動態統計の概況(令和6年10月分の概況)
令和6年10月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,536億35百万メガジュールで、前年同月比2.6%の減少であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,358億56百万メガジュールで、前年同月比2.6%の減少、天然ガスは113億89百万メガジュール、同6.1%の減少、石油系ガスは63億86百万メガジュール、同4.1%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,124億27百万メガジュールで、前年同月比1.6%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は169億99百万メガジュールで、前年同月比2.6%の減少、商業用は120億63百万メガジュールで、同2.1%の増加、工業用は722億92百万メガジュールで、同3.8%の減少、その他用は110億73百万メガジュールで、同12.3%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用15.1%(前年同月に比べ0.2%ポイントの減少)、商業用10.7%(同0.4%ポイントの増加)、工業用64.4%(同1.4%ポイントの減少)、その他用9.8%(同1.2%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は384億51百万メガジュールで、前年同月比5.8%の減少であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,986千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,289千件、前年同月比0.9%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,061千トンで前年同月比3.4%の減少、国内購入量は192千トンで、同51.0%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は42千トンで、同10.0%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,672千トンで、前年同月比3.2%の減少、天然ガスは99,508千立方メートルで、同10.5%の減少、液化石油ガスは113千トンで、同1.4%の増加であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは332千トンで、前年同月比45.5%の増加、液化石油ガスは6千トンで、同10.9%の減少であった。
最終更新日:2024年12月26日