ガス事業生産動態統計の概況(令和6年9月分の概況)

令和6年9月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,641億98百万メガジュールで、前年同月比0.8%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,480億16百万メガジュールで、前年同月比1.1%の増加、天然ガスは111億8百万メガジュール、同5.9%の減少、石油系ガスは50億69百万メガジュール、同29.9%の減少であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,217億22百万メガジュールで、前年同月比0.5%の増加であった。販売量を用途別に見ると、家庭用は133億85百万メガジュールで、前年同月比0.6%の増加、商業用は150億43百万メガジュールで、同0.9%の増加、工業用は794億35百万メガジュールで、同0.3%の減少、その他用は138億60百万メガジュールで、同4.7%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用11.0%(前年同月と比べポイント変わらず)、商業用12.4%(同0.1%ポイントの増加)、工業用65.2%(同0.6%ポイントの減少)、その他用11.4%(同0.5%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は401億15百万メガジュールで、前年同月比3.5%の減少であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,972千個、前年同月比0.7%の増加であった。

 調定数は28,245千件、前年同月比0.9%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,124千トンで前年同月比3.2%の減少、国内購入量は193千トンで、同27.9%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は42千トンで、同21.8%の減少であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,839千トンで、前年同月比2.0%の増加、天然ガスは89,706千立方メートルで、同14.2%の減少、液化石油ガスは85千トンで、同32.2%の減少であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは435千トンで、前年同月比3.2%の減少、液化石油ガスは6千トンで、同17.0%の増加であった。

最終更新日:2024年11月28日