ガス事業生産動態統計の概況(令和6年8月分の概況)

令和6年8月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,651億84百万メガジュールで、前年同月比3.0%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,485億60百万メガジュールで、前年同月比1.5%の減少、天然ガスは115億27百万メガジュール、同7.0%の減少、石油系ガスは50億93百万メガジュール、同27.6%の減少であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,223億82百万メガジュールで、前年同月比1.6%の減少であった。販売量を用途別に見ると、家庭用は142億51百万メガジュールで、前年同月比2.4%の増加、商業用は161億20百万メガジュールで、同1.0%の増加、工業用は773億89百万メガジュールで、同3.9%の減少、その他用は146億22百万メガジュールで、同4.9%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用11.6%(前年同月に比べ0.4%ポイントの増加)、商業用13.2%(同0.4%ポイントの増加)、工業用63.3%(同1.5%ポイントの減少)、その他用11.9%(同0.7%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は402億10百万メガジュールで、前年同月比6.7%の減少であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,953千個、前年同月比0.7%の増加であった。

 調定数は28,234千件、前年同月比0.8%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,011千トンで前年同月比4.0%の増加、国内購入量は123千トンで、同7.7%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は52千トンで、同10.3%の増加であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,843千トンで、前年同月比0.3%の増加、天然ガスは103,115千立方メートルで、同13.0%の減少、液化石油ガスは87千トンで、同28.4%の減少であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは428千トンで、前年同月比11.7%の減少、液化石油ガスは5千トンで、同38.5%の減少であった。

最終更新日:2024年10月31日