ガス事業生産動態統計の概況(令和6年7月分の概況)

令和6年7月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,775億12百万メガジュールで、前年同月比4.1%の増加であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,603億56百万メガジュールで、前年同月比5.2%の増加、天然ガスは119億82百万メガジュール、同4.2%の減少、石油系ガスは51億68百万メガジュール、同9.1%の減少であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,302億63百万メガジュールで、前年同月比4.3%の増加であった。販売量を用途別に見ると、家庭用は182億11百万メガジュールで、前年同月比1.9%の減少、商業用は141億52百万メガジュールで、同0.4%の減少、工業用は851億16百万メガジュールで、同6.2%の増加、その他用は127億84百万メガジュールで、同6.4%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用14.0%(前年同月に比べ0.9%ポイントの減少)、商業用10.9%(同0.5%ポイントの減少)、工業用65.3%(同1.2%ポイントの増加)、その他用9.8%(同0.2%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は424億33百万メガジュールで、前年同月比ポイント変わらずであった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,938千個、前年同月比0.7%の増加であった。

 調定数は28,255千件、前年同月比0.9%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,052千トンで前年同月比15.0%の増加、国内購入量は201千トンで、同22.1%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は44千トンで、同23.3%の減少であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,008千トンで、前年同月比6.5%の増加、天然ガスは102,964千立方メートルで、同10.2%の減少、液化石油ガスは88千トンで、同9.0%の減少であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは442千トンで、前年同月比31.4%の増加、液化石油ガスは6千トンで、同20.8%の減少であった。

最終更新日:2024年9月27日