ガス事業生産動態統計の概況(令和6年5月分の概況)
令和6年5月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,499億39百万メガジュールで、前年同月比2.1%の減少であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,329億99百万メガジュールで、前年同月比1.9%の減少、天然ガスは118億15百万メガジュール、同3.4%の減少、石油系ガスは51億22百万メガジュール、同4.5%の減少であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,144億74百万メガジュールで、前年同月比1.9%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は307億70百万メガジュールで、前年同月比1.5%の減少、商業用は108億89百万メガジュールで、同2.1%の増加、工業用は657億40百万メガジュールで、同3.2%の減少、その他用は70億75百万メガジュールで、同3.9%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用26.9%(前年同月に比べ0.1%ポイントの増加)、商業用9.5%(同0.4%ポイントの増加)、工業用57.4%(同0.9%ポイントの減少)、その他用6.2%(同0.4%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は380億47百万メガジュールで、前年同月比3.0%の減少であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,916千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,261千件、前年同月比0.8%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,144千トンで前年同月比9.0%の増加、国内購入量は186千トンで、同3.8%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は49千トンで、同5.8%の減少であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,644千トンで、前年同月比1.3%の減少、天然ガスは113,613千立方メートルで、同6.4%の減少、液化石油ガスは89千トンで、同9.5%の減少であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは342千トンで、前年同月比8.2%の減少、液化石油ガスは11千トンで、同147.1%の増加であった。
最終更新日:2024年7月30日