ガス事業生産動態統計の概況(令和6年4月分の概況)

令和6年4月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,588億85百万メガジュールで、前年同月比0.4%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,407億90百万メガジュールで、前年同月比0.2%の減少、天然ガスは121億86百万メガジュール、同2.0%の減少、石油系ガスは59億5百万メガジュール、同0.7%の減少であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,309億71百万メガジュールで、前年同月比6.8%の増加であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は408億86百万メガジュールで、前年同月比12.4%の増加、商業用は126億66百万メガジュールで、同10.2%の増加、工業用は678億60百万メガジュールで、同1.5%の増加、その他用は95億60百万メガジュールで、同20.6%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用31.2%(前年同月に比べ1.5%ポイントの増加)、商業用9.7%(同0.3%ポイントの増加)、工業用51.8%(同2.6%ポイントの減少)、その他用7.3%(同0.8%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は401億6百万メガジュールで、前年同月比0.6%の減少であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,906千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,263千件、前年同月比0.7%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は1,729千トンで前年同月比7.6%の減少、国内購入量は275千トンで、同36.9%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は53千トンで、同27.9%の増加であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,762千トンで、前年同月比1.4%の減少、天然ガスは102,530千立方メートルで、同3.1%の減少、液化石油ガスは110千トンで、同1.6%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは366千トンで、前年同月比6.8%の増加、液化石油ガスは13千トンで、同96.7%の増加であった。

最終更新日:2024年6月28日