ガス事業生産動態統計の概況(令和6年3月分の概況)
令和6年3月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、2,102億40百万メガジュールで、前年同月比9.1%の増加であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,888億12百万メガジュールで、前年同月比11.3%の増加、天然ガスは150億3百万メガジュール、同3.3%の減少、石油系ガスは64億21百万メガジュール、同15.2%の減少であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,541億1百万メガジュールで、前年同月比2.3%の増加であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は490億58百万メガジュールで、前年同月比3.8%の増加、商業用は150億51百万メガジュールで、同7.1%の増加、工業用は773億48百万メガジュールで、同ポイント変わらず、その他用は126億44百万メガジュールで、同5.9%の増加であった。
また、用途別販売量の構成比は、家庭用31.8%(前年同月に比べ0.4%ポイントの増加)、商業用9.8%(同0.5%ポイントの増加)、工業用50.2%(同1.2%ポイントの減少)、その他用8.2%(同0.3%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は532億46百万メガジュールで、前年同月比4.4%の増加であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,897千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,152千件、前年同月比0.7%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,499千トンで前年同月比3.6%の増加、国内購入量は303千トンで、同3.8%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は68千トンで、同1.8%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,462千トンで、前年同月比14.4%の増加、天然ガスは110,346千立方メートルで、同11.7%の減少、液化石油ガスは120千トンで、同12.5%の減少であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは317千トンで、前年同月比22.6%の減少、液化石油ガスは11千トンで、同4.3%の増加であった。
最終更新日:2024年5月31日