ガス事業生産動態統計の概況(令和6年2月分の概況)
令和6年2月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、2,190億52百万メガジュールで、前年同月比2.0%の減少であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,957億96百万メガジュールで、前年同月比1.0%の減少、天然ガスは154億87百万メガジュール、同6.3%の減少、石油系ガスは77億66百万メガジュール、同16.2%の減少であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,592億69百万メガジュールで、前年同月比4.1%の減少であった。販売量を用途別に見ると、家庭用は489億76百万メガジュールで、前年同月比2.3%の減少、商業用は152億88百万メガジュールで、同3.9%の減少、工業用は814億47百万メガジュールで、同4.5%の減少、その他用は135億58百万メガジュールで、同7.8%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用30.8%(前年同月に比べ0.6%ポイントの増加)、商業用9.6%(同ポイント変わらず)、工業用51.1%(同0.2%ポイントの減少)、その他用8.5%(同0.4%ポイントの減少)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は596億78百万メガジュールで、前年同月比1.8%の増加であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,866千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,114千件、前年同月比0.7%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,625千トンで前年同月比9.9%の減少、国内購入量は232千トンで、同5.6%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は72千トンで、同0.9%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,497千トンで、前年同月比1.9%の減少、天然ガスは118,000千立方メートルで、同6.2%の増加、液化石油ガスは144千トンで、同14.0%の減少であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは516千トンで、前年同月比14.1%の増加、液化石油ガスは9千トンで、同11.7%の減少であった。
最終更新日:2024年4月30日