ガス事業生産動態統計の概況(令和6年1月分の概況)

令和6年1月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、2,302億80百万メガジュールで、前年同月比5.7%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは2,043億61百万メガジュールで、前年同月比5.4%の減少、天然ガスは163億47百万メガジュール、同12.5%の減少、石油系ガスは95億68百万メガジュール、同1.5%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,689億12百万メガジュールで、前年同月比6.7%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は547億93百万メガジュールで、前年同月比6.2%の減少、商業用は170億39百万メガジュールで、同4.9%の減少、工業用は830億23百万メガジュールで、同7.1%の減少、その他用は140億58百万メガジュールで、同8.1%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用32.4%(前年同月に比べ0.1%ポイントの増加)、商業用10.1%(同0.2%ポイントの増加)、工業用49.2%(同0.1%ポイントの減少)、その他用8.3%(同0.2%ポイントの減少)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は608億76百万メガジュールで、前年同月比5.0%の減少であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,838千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,110千件、前年同月比0.7%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,482千トンで前年同月比3.9%の減少、国内購入量は306千トンで、同2.7%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は60千トンで、同26.0%の減少であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,624千トンで、前年同月比5.5%の減少、天然ガスは124,374千立方メートルで、同6.3%の減少、液化石油ガスは181千トンで、同5.2%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは527千トンで、前年同月比7.9%の増加、液化石油ガスは7千トンで、同36.4%の減少であった。

最終更新日:2024年3月29日