ガス事業生産動態統計の概況(令和5年12月分の概況)

令和5年12月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、2,207億86百万メガジュールで、前年同月比6.0%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,959億17百万メガジュールで、前年同月比5.5%の減少、天然ガスは161億6百万メガジュール、同11.4%の減少、石油系ガスは87億60百万メガジュール、同4.8%の減少であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,467億27百万メガジュールで、前年同月比4.2%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は388億9百万メガジュールで、前年同月比0.2%の増加、商業用は130億10百万メガジュールで、同0.4%の減少、工業用は843億93百万メガジュールで、同6.9%の減少、その他用は105億14百万メガジュールで、同1.5%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用26.4%(前年同月に比べ1.1%ポイントの増加)、商業用8.9%(同0.4%ポイントの増加)、工業用57.5%(同1.7%ポイントの減少)、その他用7.2%(同0.2%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は585億18百万メガジュールで、前年同月比5.2%の減少であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,818千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,100千件、前年同月比0.7%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,669千トンで前年同月比0.02%の増加、国内購入量は236千トンで、同22.9%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は67千トンで、同12.1%の減少であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,496千トンで、前年同月比6.2%の減少、天然ガスは122,190千立方メートルで、同7.0%の減少、液化石油ガスは163千トンで、同4.8%の減少であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは588千トンで、前年同月比21.7%の増加、液化石油ガスは7千トンで、同45.8%の減少であった。

最終更新日:2024年2月28日