ガス事業生産動態統計の概況(令和5年11月分の概況)

令和5年11月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,814億77百万メガジュールで、前年同月比1.4%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,608億85百万メガジュールで、前年同月比0.7%の減少、天然ガスは135億32百万メガジュール、同9.0%の減少、石油系ガスは70億56百万メガジュール、同2.7%の減少であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,239億79百万メガジュールで、前年同月比3.8%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は267億78百万メガジュールで、前年同月比8.1%の減少、商業用は107億38百万メガジュールで、同4.5%の増加、工業用は789億63百万メガジュールで、同3.8%の減少、その他用は75億メガジュールで、同2.3%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用21.6%(前年同月に比べ1.0%ポイントの減少)、商業用8.7%(同0.7%ポイントの増加)、工業用63.7%(同ポイント変わらず)、その他用6.0%(同0.3%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は483億27百万メガジュールで、前年同月比0.4%の減少であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,792千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,066千件、前年同月比0.8%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,108千トンで前年同月比10.6%の減少、国内購入量は326千トンで、同59.0%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は53千トンで、同22.2%の減少であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,002千トンで、前年同月比1.2%の減少、天然ガスは118,124千立方メートルで、同1.0%の減少、液化石油ガスは132千トンで、同0.1%の減少であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは295千トンで、前年同月比27.3%の減少、液化石油ガスは6千トンで、同29.3%の増加であった。

最終更新日:2024年1月30日