ガス事業生産動態統計の概況(令和5年9月分の概況)
令和5年9月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,655億16百万メガジュールで、前年同月比3.0%の減少であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,464億78百万メガジュールで、前年同月比2.6%の減少、天然ガスは118億7百万メガジュール、同12.3%の減少、石油系ガスは72億27百万メガジュール、同6.9%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,211億14百万メガジュールで、前年同月比4.0%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は133億1百万メガジュールで、前年同月比13.2%の減少、商業用は149億8百万メガジュールで、同8.1%の増加、工業用は796億70百万メガジュールで、同6.0%の減少、その他用は132億34百万メガジュールで、同7.9%の増加であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用11.0%(前年同月に比べ1.1%ポイントの減少)、商業用12.3%(同1.4%ポイントの増加)、工業用65.8%(同1.5%ポイントの減少)、その他用10.9%(同1.2%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は415億78百万メガジュールで、前年同月比1.3%の減少であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,756千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,996千件、前年同月比0.7%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,193千トンで前年同月比2.6%の減少、国内購入量は267千トンで、同98.5%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は54千トンで、同7.8%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,803千トンで、前年同月比2.9%の減少、天然ガスは104,569千立方メートルで、同5.5%の減少、液化石油ガスは126千トンで、同2.0%の増加であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは450千トンで、前年同月比9.8%の減少、液化石油ガスは5千トンで、同33.9%の減少であった。
最終更新日:2023年11月30日