ガス事業生産動態統計の概況(令和5年8月分の概況)

令和5年8月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,702億5百万メガジュールで、前年同月比2.2%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,507億75百万メガジュールで、前年同月比1.9%の減少、天然ガスは123億95百万メガジュール、同7.6%の減少、石油系ガスは70億30百万メガジュール、同3.0%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,243億58百万メガジュールで、前年同月比5.3%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は139億21百万メガジュールで、前年同月比9.7%の減少、商業用は159億60百万メガジュールで、同1.5%の増加、工業用は805億39百万メガジュールで、同6.5%の減少、その他用は139億37百万メガジュールで、同0.6%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用11.2%(前年同月に比べ0.5%ポイントの減少)、商業用12.8%(同0.8%ポイントの増加)、工業用64.8%(同0.8%ポイントの減少)、その他用11.2%(同0.5%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は431億5百万メガジュールで、前年同月比2.3%の増加であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,739千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,002千件、前年同月比0.7%の増加であった。
 

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は1,934千トンで前年同月比6.9%の減少、国内購入量は134千トンで、同48.1%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は47千トンで、同22.5%の減少であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,838千トンで、前年同月比2.9%の減少、天然ガスは118,540千立方メートルで、同9.2%の増加、液化石油ガスは122千トンで、同1.1%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは485千トンで、前年同月比16.3%の増加、液化石油ガスは8千トンで、同64.7%の増加であった。

最終更新日:2023年10月30日