ガス事業生産動態統計の概況(令和5年7月分の概況)
令和5年7月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,705億66百万メガジュールで、前年同月比8.0%の減少であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,523億72百万メガジュールで、前年同月比7.2%の減少、天然ガスは125億2百万メガジュール、同11.4%の減少、石油系ガスは56億85百万メガジュール、同19.0%の減少であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,249億35百万メガジュールで、前年同月比7.3%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は185億62百万メガジュールで、前年同月比1.3%の増加、商業用は142億7百万メガジュールで、同3.7%の増加、工業用は801億48百万メガジュールで、同11.4%の減少、その他用は120億18百万メガジュールで、同1.8%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用14.9%(前年同月に比べ1.3%ポイントの増加)、商業用11.4%(同1.2%ポイントの増加)、工業用64.1%(同3.0%ポイントの減少)、その他用9.6%(同0.5%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は424億17百万メガジュールで、前年同月比5.9%の減少であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,722千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,001千件、前年同月比0.7%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は1,784千トンで前年同月比22.7%の減少、国内購入量は258千トンで、同33.0%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は58千トンで、同28.9%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,885千トンで、前年同月比8.1%の減少、天然ガスは114,695千立方メートルで、同2.6%の増加、液化石油ガスは97千トンで、同19.2%の減少であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは337千トンで、前年同月比20.1%の減少、液化石油ガスは8千トンで、同11.6%の減少であった。
最終更新日:2023年9月28日