ガス事業生産動態統計の概況(令和5年5月分の概況)

令和5年5月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,531億79百万メガジュールで、前年同月比5.8%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,355億76百万メガジュールで、前年同月比5.4%の減少、天然ガスは122億35百万メガジュール、同10.2%の減少、石油系ガスは53億62百万メガジュール、同6.3%の減少であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,166億25百万メガジュールで、前年同月比7.3%の減少であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は312億36百万メガジュールで、前年同月比4.3%の減少、商業用は106億64百万メガジュールで、同3.0%の減少、工業用は679億19百万メガジュールで、同9.3%の減少、その他用は68億7百万メガジュールで、同6.4%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用26.8%(前年同月に比べ0.8%ポイントの増加)、商業用9.1%(同0.4%ポイントの増加)、工業用58.3%(同1.2%ポイントの減少)、その他用5.8%(同ポイント変わらず)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は392億30百万メガジュールで、前年同月比2.5%の減少であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,698千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は28,020千件、前年同月比0.7%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は1,967千トンで前年同月比13.5%の減少、国内購入量は193千トンで、同5.7%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は52千トンで、同2.2%の増加であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは1,666千トンで、前年同月比6.8%の減少、天然ガスは121,417千立方メートルで、同5.8%の増加、液化石油ガスは99千トンで、同6.6%の減少であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは372千トンで、前年同月比40.0%の増加、液化石油ガスは4千トンで、同37.5%の減少であった。

最終更新日:2023年7月28日