ガス事業生産動態統計の概況(令和5年3月分の概況)
令和5年3月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、1,927億71百万メガジュールで、前年同月比13.7%の減少であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,696億72百万メガジュールで、前年同月比14.3%の減少、天然ガスは155億22百万メガジュール、同12.3%の減少、石油系ガスは75億70百万メガジュール、同1.5%の減少であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,505億72百万メガジュールで、前年同月比12.8%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は472億46百万メガジュールで、前年同月比11.7%の減少、商業用は140億51百万メガジュールで、同4.1%の減少、工業用は773億35百万メガジュールで、同14.9%の減少、その他用は119億40百万メガジュールで、同11.7%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用31.4%(前年同月に比べ0.4%ポイントの増加)、商業用9.3%(同0.8%ポイントの増加)、工業用51.4%(同1.3%ポイントの減少)、その他用7.9%(同0.1%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は510億9百万メガジュールで、前年同月比11.9%の減少であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,678千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,945千件、前年同月比0.8%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,413千トンで前年同月比11.7%の減少、国内購入量は292千トンで、同18.1%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は66千トンで、同3.0%の増加であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,152千トンで、前年同月比15.6%の減少、天然ガスは124,979千立方メートルで、同7.9%の減少、液化石油ガスは137千トンで、同5.3%の減少であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは409千トンで、前年同月比1.0%の増加、液化石油ガスは10千トンで、同36.2%の増加であった。
最終更新日:2023年6月29日