ガス事業生産動態統計の概況(令和5年2月分の概況)
令和5年2月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室
1.都市ガスの生産動向
ガスの生産量(購入量を含む)は、2,235億50百万メガジュールで、前年同月比7.8%の減少であった。
ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,977億60百万メガジュールで、前年同月比7.9%の減少、天然ガスは165億21百万メガジュール、同12.9%の減少、石油系ガスは92億65百万メガジュール、同5.4%の増加であった。
2.都市ガスの販売動向
ガスの総販売量は1,660億48百万メガジュールで、前年同月比7.3%の減少であった。
販売量を用途別に見ると、家庭用は501億15百万メガジュールで、前年同月比7.6%の減少、商業用は159億11百万メガジュールで、同1.7%の減少、工業用は853億18百万メガジュールで、同8.6%の減少、その他用は147億5百万メガジュールで、同4.8%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用30.2%(前年同月に比べ0.1%ポイントの減少)、商業用9.6%(同0.6%ポイントの増加)、工業用51.3%(同0.8%ポイントの減少)、その他用8.9%(同0.3%ポイントの増加)であった。
卸供給の動向を見ると、供給量は586億42百万メガジュールで、前年同月比4.6%の減少であった。
3.都市ガス需要家数の動向
メーター取付数は31,648千個、前年同月比0.8%の増加であった。
調定数は27,910千件、前年同月比0.8%の増加であった。
4.都市ガスの原材料の動向
ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,913千トンで前年同月比11.1%の増加、国内購入量は246千トンで、同34.8%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は71千トンで、同17.5%の減少であった。
原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,545千トンで、前年同月比10.0%の減少、天然ガスは111,090千立方メートルで、同22.0%の減少、液化石油ガスは167千トンで、同3.9%の増加であった。
原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは452千トンで、前年同月比3.0%の減少、液化石油ガスは10千トンで、同9.0%の減少であった。
最終更新日:2023年4月27日