ガス事業生産動態統計の概況(令和5年1月分の概況)

令和5年1月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、2,441億2百万メガジュールで、前年同月比7.3%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは2,159億94百万メガジュールで、前年同月比7.1%の減少、天然ガスは186億78百万メガジュール、同11.0%の減少、石油系ガスは94億24百万メガジュール、同3.7%の減少であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,810億5百万メガジュールで、前年同月比6.8%の減少であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は584億21百万メガジュールで、前年同月比5.4%の減少、商業用は179億16百万メガジュールで、同4.1%の減少、工業用は893億66百万メガジュールで、同8.8%の減少、その他用は153億2百万メガジュールで、同3.3%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用32.3%(前年同月に比べ0.5%ポイントの増加)、商業用9.9%(同0.3%ポイントの増加)、工業用49.3%(同1.1%ポイントの減少)、その他用8.5%(同0.3%ポイントの増加)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は640億88百万メガジュールで、前年同月比4.5%の減少であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,614千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,921千件、前年同月比0.8%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,584千トンで前年同月比5.6%の減少、国内購入量は315千トンで、同0.1%の減少であった。また、液化石油ガスの国内購入量は81千トンで、同11.1%の減少であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,776千トンで、前年同月比8.1%の減少、天然ガスは132,781千立方メートルで、同21.7%の減少、液化石油ガスは172千トンで、同3.6%の減少であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは489千トンで、前年同月比0.3%の減少、液化石油ガスは11千トンで、同8.8%の減少であった。

最終更新日:2023年3月30日