ガス事業生産動態統計の概況(令和4年11月分の概況)

令和4年11月分
資源エネルギー庁
電力・ガス事業部 ガス市場整備室

1.都市ガスの生産動向

ガスの生産量(購入量を含む)は、1,841億23百万メガジュールで、前年同月比4.5%の減少であった。

ガス種別に見ると、気化後液化天然ガスは1,620億1百万メガジュールで、前年同月比5.1%の減少、天然ガスは148億64百万メガジュール、同9.5%の減少、石油系ガスは72億51百万メガジュール、同29.6%の増加であった。

2.都市ガスの販売動向

ガスの総販売量は1,288億41百万メガジュールで、前年同月比6.1%の減少であった。

販売量を用途別に見ると、家庭用は291億24百万メガジュールで、前年同月比3.1%の減少、商業用は102億79百万メガジュールで、同7.0%の減少、工業用は821億10百万メガジュールで、同6.3%の減少、その他用は73億29百万メガジュールで、同14.1%の減少であった。また、用途別販売量の構成比は、家庭用22.6%(前年同月に比べ0.7%ポイントの増加)、商業用8.0%(同0.1%ポイントの減少)、工業用63.7%(同0.1%ポイントの減少)、その他用5.7%(同0.5%ポイントの減少)であった。

卸供給の動向を見ると、供給量は485億32百万メガジュールで、前年同月比0.5%の増加であった。

3.都市ガス需要家数の動向

メーター取付数は31,563千個、前年同月比0.7%の増加であった。
調定数は27,842千件、前年同月比0.8%の増加であった。

4.都市ガスの原材料の動向

ガスの原材料の受入を見ると、液化天然ガスの海外購入量は2,356千トンで前年同月比5.2%の増加、国内購入量は205千トンで、同16.3%の増加であった。また、液化石油ガスの国内購入量は68千トンで、同24.3%の増加であった。

原材料の消費量を見ると、液化天然ガスは2,026千トンで、前年同月比7.0%の減少、天然ガスは119,367千立方メートルで、同13.5%の減少、液化石油ガスは132千トンで、同32.1%の増加であった。

原材料の液売りを見ると、液化天然ガスは405千トンで、前年同月比23.3%の増加、液化石油ガスは4千トンで、同56.0%の減少であった。

最終更新日:2023年1月30日